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◆中国産餃子事件解決の方法

 とにかく安ければいい、という考えを捨てましょう。
 農薬混入の原因は?
 

中国から輸入食品の農薬混入食中毒事件について(3)
平成20年3月6日
有限会社フジタ企画
  代表取締役・水産学博士 藤田 八束

 

農薬混入の原因はどこにあるのでしょうか?その背景は?

加工された餃子の中に何故農薬が混入したのか。どのようにして農薬が混入したのか。

その原因調査が中国、日本の両国の権威にかけて行われ、問題が解決されようとしています。この真の原因はどこにあるのでしょうか?消費者はその真実を知りえない限り、安心はできません。

原因の究明には意外と簡単な背景があるのかもしれません。ちょっと考えてみました。こんなことでなければいいのですが。

日本で作れば一袋450円の餃子は、どんな理由があるのか、中国品として225円で売られていました。どう考え、検討してもこの餃子の原料原価は限りなくゼロ円に近いのです。ではそのような、原料原価ゼロの原料が中国に存在するのでしょうか?そこで考えてみます。工場から出て行く原料で、ゼロ円の食品は廃棄物しかありません。廃棄物といってしまえば廃棄物ですが、表現を変えれば加工残滓でもあります。これも食品の一部で、決して食べられないものではありません。最後には家畜の餌となるものです。農家で一つのキャベツを生出荷できるようにするには綺麗なキャベツでないと販売は出来ません。汚い部分は取り除きます。色の悪いもの、形の悪いものは製品として出荷できません。ましてや日本では商品にならないのです。でもこれを切り刻んでしまえばその姿はなくなります。外の、少し変色した野菜も捨てないですむ、その具材として使えないわけではありません。このようなことは肉の加工においても同じです。

しかし、こんなキャベツは食品工場に運び、保管している間には虫が付いて、酷い場合は卵を産みつけウジが発生します。これは異物の混入とみなされます。異物の混入は返品の対象となります。異物はだめ、虫が寄り付かないようにしたい。殺虫剤の使用を考える。しかし殺虫剤の高濃度使用は、輸入検査で引っかかる可能性があります。そうすればまた返品です。生産者はコストを合わさるための賢明な検討を始めます。

その結果、結論が出ました。検疫で引っかからない農薬で、忌避効果のある薬品、この使用をうまくやることでコストの安い餃子を作れる製造マニュアルが出来上がります。一口サイズに近づけることで消費者は異物にも気付かなくなります。こうした食品特性から、加工食品の中でも餃子は最も原料の安い原価で出来る食品の種類となります。検出検査にも肉などの脂分が多くなると農薬の検出は非常に難しくなります。

安く作れ、異物の混入には気をつけろ、異物混入品は全品返却となれば、残る手段での餃子作りはこうした方法で作れる可能性が出てきます。まさかこんなことが?と思いながら、こんなことがなければいいのにと願っています。

食品作りには食品の持つ本来の姿を確保し、その正当な価格から売価を考えるべきと考えています。流通のわがままが、農薬混入食中毒事件の原因を引き起こしているとしたら、このとんでもない日本の流通の仕組みが原因と考えます。決してこんなことではないようにと祈る気持ちです。

天洋食品の作業従事者や関係者にこの餃子を食べてください、家に持ち帰りご家庭の皆さんで食べてください、といったら何人の人が持ち帰るでしょうか。持って帰らない、食べないとしたら、こうした実情を中国の人は既に知っているということでしょう。天洋食品だけでなく、こうした餃子・食品作りは日常的に起こっていて、農薬殺虫剤の使用は廉価な食品作りには欠かせない手段となっているということです。こうした食品を作らせている、買う側(日本)にも大きな問題があるのかもしれません。生産者である中国の作業者達はどうしてこんな餃子を日本人は好んで食べるのか、不思議であったかもしれません。

安くて美味しければそれでいい、という考えは捨てましょう。何故こんなに高いの、と疑問を持つ前に「何故こんなに安いのか」の理由をもつと真剣に考え、知ろうと思いませんか。この事件は家庭の健康を願う日本人に問いかけているように思います。

平成20年3月6日

水産学博士 藤田八束

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